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髪が脂っぽいと感じたら

髪が脂っぽくなる原因とは?

最近髪や頭を触るとベトベトする、手触りがよくないと感じている方はいませんか?
それは、頭皮の脂が原因で髪の毛まで脂っぽくなってしまっている可能性があります。
髪が脂っぽくなる原因は、元を辿れば頭皮にありますが、頭皮が脂っぽくなる原因は様々です。

ひとつめの原因は、しっかりと汚れを落とせていないことです。
入浴時の洗髪で頭皮までしっかり洗えておらず、汗や老廃物が溜まった頭皮がそのままになると脂が残ってしまいます。
また、しっかり頭皮まで洗っていたとしても、使用するシャンプーが肌に合わないものだとかえって皮脂を増やしてしまう恐れもあるため注意が必要です。

そして、日頃の食生活も頭皮の脂に大きく影響します。
脂質が多い食品を摂取しすぎると、体内にも脂が蓄積されます。
体内に蓄積された脂は頭皮にも影響するのです。

また、運動不足や日々のストレスなど自律神経が乱れる原因となる生活が続いていると、体内で皮脂が過剰分泌されるようになってしまい、頭皮にも脂が増える原因にもなります。
このように、髪が脂っぽくなる原因の元である頭皮の脂は様々な要因で引き起こされるのです。

髪の脂を放置するとどうなるのか

髪の脂をそのまま放置しておくことは、多くのデメリットを生みます。
まずは、脂を纏うことによって引き起こされるベタつきや痒みです。
髪の毛を触ったときにベタついたり、頭が痒いことは自身に大きな不快感を与えます。
そのストレスが原因でさらに脂が増える恐れもあります。

また、皮脂の増加は雑菌の増加にもつながるため、そこから悪臭が広がります。
自分だけでなく周りにも悪影響を与えてしまうため、気をつけなければなりません。

そして雑菌の増加は髪の毛のフケ増加にもつながります。
横になった時に枕や床にフケが付着して汚してしまいますし、フケ自身も悪臭の原因につながります。
不快感や悪臭だけではなく、過剰な皮脂の放置は脂漏性皮膚炎や脂漏性脱毛症といった頭皮の症状へも発展しかねません。

髪の脂はどうすれば改善できる?

髪の脂を改善するためには、その元凶となる頭皮の脂を改善しましょう。
お風呂では頭皮の隅々まで時間をかけてゆっくりと洗い、頭皮の洗浄効果が薄いと感じられるシャンプーは変更して自身に合うものを探してみましょう。

また、食生活も脂質を控えてバランス良く栄養を摂取することが大切です。
バターやポテトチップスなどの脂質が多い食品はなるべく控えて、野菜やタンパク質を意識的に摂取すると効果的です。

自律神経を乱さないためには、十分な睡眠時間を確保することも大切です。
早寝早起きを心がけて、目覚めたらまず陽の光を浴びることを習慣つけてみましょう。
日光浴は幸せホルモンであるセロトニンを分泌させるため、ストレスの軽減に役立ちます。