ドイツが誇る名車－ポルシェ911の特徴

ポルシェは有名人やスポーツ選手が乗っていることでも有名な高級車ですが、ポルシェの中でも特に人気のある車種にポルシェ911があります。
ポルシェ911が初めて登場したのは1964年ですが、当時から現在まで根強い人気があります。

ポルシェ911の大きな特徴は一目でポルシェだとわかるファストバックと呼ばれる個性的なフォルムと丸いヘッドライトです。
エンジンは水平対向の6気筒エンジンで車体の後ろにエンジンを搭載しています。
現在ではリアエンジン車そのものが少なくなっていますが、伝統を守り続けているところにポルシェのこだわりを感じることができます。
さらに水冷がベーシックとなり始めた1990年代でも、空冷エンジンを搭載していたこともこだわりを感じることのできる点です。

ポルシェは高級車ですが、生粋のスポーツカーでもあります。
エンジンがリアに搭載されているのも加速力や操作性を考えた上でのデザインであり、スポーツカーとしてのポテンシャルもかなり高く、それゆえに世界中のクルマ好きから愛されている車種です。

ポルシェ911の人気車種

ポルシェ911の中にもいくつか車種があり、その中でも人気のある車種は「カレラ」や「ターボ」です。
本格的なレーシングモデルである「GT3」や「GT3 RS」などの車種もあります。
ポルシェ911カレラはポルシェ全体の中でも高い人気を持つ車種で、ポルシェの特徴であるファストバックと丸型ライトの代表的なモデルです。
カレラSは後輪駆動ですが、四輪駆動のカレラ4Sというモデルもあります。

ポルシェ911ターボはカレラよりもさらに大きな排気量があり、もともと加速性能に優れている車種をさらにパワーアップした車種です。
なお、ポルシェ911にはカブリオレモデルもあります。
基本的なデザインはカレラやターボと同じですが、ポルシェの開放的なオープンカーとしてカブリオレも人気の高い車種です。

年間維持費はどれくらい？

だれもが一度は憧れるポルシェですが、高級車なのでやはり車体価格や維持費が気になります。
車体価格は新車か中古車かによって大きく異なりますが、売り出し価格を見れば分かります。

では、ポルシェ911の維持費は年間にどれくらいかかるのでしょうか？
ざっと年間維持費を計算すると、まず自動車税と自動車重量税が年間で6万6,400円かかります。
そして自賠責保険料が年間で1万775円です。

車検代として約7万円、ガソリン代としてリッター当たり10キロ走るとして、年間の走行距離を10,000キロとした場合に15万円（ガソリン1ℓ150円とする）ほどでしょう。
タイヤ・オイル交換などの基本的な整備代として20万円、上記を合計するとおよそ50万円ほどになります。
もちろんガソリン代や整備代は状況によって異なるので、あくまで概算です。