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日本が世界に誇る、国産デニムを一挙紹介

国産デニムの特徴、ブランド紹介

ジーンズやデニム地を使った洋服はアメリカ発祥のものですが、日本においても大変人気の高いファッションジャンルとなっています。
90年代に起こったヴィンテージジーンズブームのように、日本でデニムを好む人は大変多く、海外から高価なデニムを取り寄せているという人も多く見られます。

しかし日本でもデニムメーカーは多く存在しており、海外製と比較して日本人の体型や好みにあったモデルをいくつも販売してくれています。

国産デニムの定番ブランドとして最も有名なのが「EDWIN」で、こちらはブランド名が「江戸が勝つ=エドウィン」から来ていることでもよく知られます。

その他にも国産メーカーとして「WAREHOUSE(ウエアハウス)」や「oeslow(オアスロウ)」「HYSTERIC GLAMOUR(ヒステリックグラマー)」といったところも人気となっています。

中でもデニム好きに人気が高いのがウエアハウスで、こちらは定番の「1001」をはじめとし、裾部分にかけて緩やかにテーパードするシルエットが人気となっています。

国産ジーンズやデニムは全体的に縫製が丁寧であり、染色技術が高いということが大きな特徴となっています。
海外ジーンズの大味なところもまた魅力の一つですが、繊細なデザインと長く履ける飽きのこないデザインは国産メーカーならではのものと言えます。

注目のご当地デニムにも注目

地ビールや地酒のように、その地域特有の製法で作られたデニムというものも存在しています。
ここ近年最も注目されていると言ってもよいのが岡山県倉敷市児島地区で行われている「岡山デニム」という活動です。

岡山県倉敷市児島地区というのは瀬戸内海に面した古い港町であり、古くから綿花栽培が盛んで日本の繊維業を発展させた有名な地域です。
また繊維染めの技術についても伝統的技術が継承されてきた場所であり、現在でも職人さんが工芸品として多くの布製品を取り扱っています。

そんな場所で始められたのがジーンズの国内製造で、なんと日本で初めてジーンズを完全に国内で生産するようになった場所でもあります。

児島地区にある「児島ジーンズストリート」は、ここ近年メディアで取り上げられることも多くなった場所で、通りにある約30店舗ではビンテージジーンズショップが複数存在しています。
町おこし事業の一貫として行われていることもあって町並み全体がジーンズを強く推しており、独自のデザインと品質を持ったデニムを探すことができます。

岡山ジーンズの特徴は美しい藍染で、優れた縫製と深い色味をした藍色とが輸入品とは全く違った美しいジーンズを作り上げています。

こちらで購入をしたジーンズは糸切れやファスナーの不具合に対して10年保証がついてくるのも面白い点で、より高い品質のジーンズを探している人に大変おすすめできます。