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大人の着こなしで春コーデを楽しむポイント

カジュアルときれいめの割合

春先は男性のファッションセンスが最も問われる時期と言ってもよいでしょう。
というのも暑い夏場や寒い冬場ではどうしても実用面を気にしたファッションコーデとなってしまうので、その中から自分に合ったものを探していくというスタイルになるからです。

一方で適度な温度で過ごしやすい春先では、ファッションコーデのバリエーションが非常に多く、どういった方向で攻めるかにより全体の印象もかなり大きく変化することになるからです。

逆に言えば選択肢が広い分、適当に着こなしているとその手抜きさがそのまま表に出てしまうので、ファッションのセンスの有無がはっきりと分かれてしまいます。

私服コーデに自信がないのであれば、まず頭に入れておいてもらいたいのが「カジュアル:きれいめ=4:6」という割合で全体を組み立てていくということです。

私服に自信がないとどうしてもスーツ系の仕事着スタイルか、もしくはルーズな作業着スタイルのどちらかに傾いてしまいがちです。
そこであえてきれいめとカジュアルの割合を決めてコーディネートしていくことによりワンランク上のセンスを磨くことができます。

カジュアルだけでなく、きれいめだけでもないコーディネートを心がけることにより適度な「ヌケ感」を作ることができるので、自然に話しかけやすい雰囲気とともに、しっかりと信頼できそうな上品さも備えられます。

そのように書くと難しいことのように思えますが、基本を意識したアイテムを揃えて定番となるスタイルを作っていくことでそこから着回しをしたり無難にまとめることができるようになります。

おすすめアイテム、コーデのポイント

カジュアル:きれいめ=4:6のコーデの合わせ方としてはまずそれぞれのアイテムを揃えていくようにします。
具体的にカジュアルさを出すことができるアイテムとして「Tシャツ」「スウエット」「パーカー」「デニム」「チノパン」「スニーカー」「ニット帽」といったものが挙げられます。

一方できれいめにまとめることができるアイテムとして「ジャケット」「コート」「オックスフォードなどのシャツ」「スラックス」「革靴・ブーツ」といったものが挙げられます。

どちらか片方だけでまとめるのではなく、この2つのジャンルをうまく組み合わせていくことにより適度にヌケ感と清潔感の両方を出すことができます。

具体的なコーディネート例としてはトップスにシャツ、アウターとして春コートを使用した場合はボトムスにはチノパンもしくはデニムとスニーカーをあわせるようにするといった具合です。

ちょっときれいめ要素が足りないなと感じたら、メガネやハットなどを合わせてみたり、逆にカジュアル要素を増やすためにスポーツタイプの腕時計やリュックといったものを足していくという方法もあります。