おしゃれな空間づくりに役立つエアプランツの取り入れ方
エアプランツとは
インテリアに緑を取り入れることで室内の雰囲気がぐっとおしゃれになりますが、観葉植物を育てていくというのは手間もかかり面倒なものです。
そこであまり手をかけられないという人におすすめなのがエアプランツです。
エアプランツとは、簡単に説明をすると「土に植えない植物」であり適度に水を与えるだけで枯れずに長いあいだきれいな緑色を見せてくれるという特徴があります。
もともとは他の植物や樹木に着床することで育つ性質を持っていた植物なのですが、単体だけでも適度な水分があれば十分生育していくことができます。
土を使わないので虫が発生することもなく、自由に器を選んで飾ることができるというメリットもあるので狭い室内でも使いやすいという特徴があります。
インテリアショップなどの定番商品になっているので種類も多く、複数の植物を組み合わせて自由に自分の好みの形状にしていくことができます。
特に男性の部屋の場合室内のインテリア選びには苦労をするところですから、殺風景な室内にならないように一つ置いておくことをおすすめします。
主な種類と育て方
エアプランツは正式には「ティランジア」という名称の植物分類となっています。
まず購入をする時には葉や根本の部分が腐っていないかや、葉の厚みがしっかりしていて重みを感じられるかといったところをチェックしましょう。
良く販売されている種類としては、イオナンタやカプトメデューサ、コットンキャンディーといったところがあります。
イオナンタやコットンキャンディーは根本から放射状に細く尖った葉が伸びる形状をしており、カプトメデューサはギリシア神話のメデューサのようにうねった髪の毛のような形の葉をしています。
他にもハリシーやブラキカウロスといったものもありますが、基本的には葉に厚みがあり丈夫で自立した形状をしているところが特徴です。
エアプランツに共通した育て方としては、容器に入れて飾りつつ、週に2~3回程度霧吹きで水を与えるようにします。
水やりをする時には朝方もしくは夕方の涼しい時間帯を選びます。
夏場の高温なときに水を与えてしまうと、太陽光で葉についた水滴が沸騰して葉を傷めてしまうので気をつけてください。
インテリア活用術
エアプランツを初めて購入をするということなら、最も手軽なのが100均ショップで販売されているものの使用です。
100均ショップでは小さな鉢植えとして売られているのでテーブルやデスクの上に一つ置いておくというだけでアクセントになります。
容器としては小さな瓶や小皿といったものがおすすめですが、針金や糸を使って天井から吊るしたり鉢植えに並べて窓際に置いたりといった工夫ができます。